2023年10月30日

秋の装いpart2

一段と秋の気配が色濃くなってきた今日この頃……おしゃれ趣味の方にとってはまさに季節到来という所ではないでしょうか。
そこで今日は、秋そのもののこんな装いはいかがでしょう。

ケープのように見えるのは……実は
ボレロなんです❢そのボレロと共地のスカーフなんですね。
秋こその装いアイテム……
ぜひ実物を見て下さい。きっと秋の装いを考えるサンプルとなること請け合います。
来館お待ちしています‼
ブログアップ遅くなってしまいましたが、着物リメイク坂本先生はじめ受講されている皆さん、何時もありがとうございます。  


Posted by 4代目 マナビィしまだ  at 13:13Comments(0)

2023年10月21日

主役はとうぜんの如く


ご存知、その名の通りの花姿❢ですよね。
ピン・クッション言い得て妙
その周囲を飾るのは……
デンファレと木苺の葉
そして、このピンクッションとデンファレを支えるのが赤い枝
サンゴみずき、枝の赤さが際立って紅葉ならぬ紅枝ですね。植物図鑑によると、落葉して急速に枝の赤身がますようですから、今の赤さはきっと栽培時に冷気をあてたんでしょうね。そして今回のお花の全体がこちらです。
『花あそび』山本先生ありがとうございます。  


Posted by 4代目 マナビィしまだ  at 14:09Comments(0)

2023年10月13日

秋を見つけたフリースペース


粋な秋を装うご自身を想像してみて下さい。絶対❢着てみたくなるアンサンブル(厳密には共布ではないので違うかも?)だと思いませんか。
こちらはワンピース? 近眼で見ると細かい柄(松葉かな)がとっても素敵なアクセントとなって
ちょっと楊柳のような感じもするのですが……詳しいことは????です。
今回も着物リメイクの皆さんありがとうございました。  


Posted by 4代目 マナビィしまだ  at 16:31Comments(0)

2023年10月12日

近代遺産学会あきの講座「佐野 貢part2」です。

ここからは、佐野さんの働かれていた「島田理化工業」の立ち上がりからの解説です。ブログ担当者は殊の外、物理化学にめっぽう弱いので、講座のどこがポイントなのかサッパリです。その点をあらためてご了解いただいた上で閲覧下さい。

ここでチョット質問しそびれたのですが、この売却した山林とは何処で、所有者は誰?だったのでしょうか。

とにこかくにも創業された理化工業、どんな事をし始めたのか。
                それがこちら

創業当時の理化工業の説明

そして、ここで面白いのは初代理化工業社長なんですが、もちろん名前は判っている?……のは当たり前なんですが……してその方とは?

佐野さんの解説にもあるように、東京横浜電鉄(現東急電鉄)の常務その人なのでは?……と、謎多き人物なのか?島田理化工業の社史にもハッキリとした記録のない方だそうです。
そんな事もあるんですね……敗戦直後の混乱期だったからでしょうか。
蛇足ですが、東急電鉄といえば社長は「五島慶太」氏、東急沿線を一大文教地区へと強引に造り上げた人物で有名ですよね。この五島慶太と大倉喜七郎は戦後、伊豆東海岸開発で盟友でもあったようです。
そんな事から、ヒョッとすると山本知太郎氏は、暫し、創業を軌道に乗せるべく派遣されたのかも……などと想像してしまいますね。

それはさておき、創業した理化工業は研究開発したマグネトロン(磁電管)を利用して
高周波ミシンなどを開発し、1950年に始まった"朝鮮戦争"で、ミシン目の無い(蒸着)雨対策の軍事品を製作して徐々に会社として軌道に乗っていったとか。
これは、説明にもあるように小長谷さんがマイクロ波加熱のために試作した図面だそうです。
最後に佐野さんは、理化工業の今後についての思いを、小長谷さんとの思い出と共に語られ講座を閉じられました。その後、時間の関係もあって、お二方からの質問に丁寧に答えられました佐野さんでした。


長時間わたって講師を務めて頂き、ありがとうございました。機会がありましたら是非また違った視点から、島田理化工業愛を語って頂けたらと思います。
では、拙い解説を付けた事、格調ある佐野さんの講座のほんの一つ二つしか表現できなかった事を悔いつつ、秋の島田近代遺産学会講座解説を終了いたします。
なお、12月には河村豊東京工業高等専門学校名誉教授による「冬の恒例講演」を予定しています。乞うご期待❢
  


Posted by 4代目 マナビィしまだ  at 17:11Comments(0)

2023年10月09日

『待ってたぞ❢』という一言の力

10月7日、島田近代遺産学会秋の講座最終回は、この3月に島田理化工業OBの佐野貢さんに講師をやっていただきましたが、その第2弾として「Z研究からの平和利用・創設された島田理化工業」と題して講師を務めて頂きました。
島田理化工業入社、先輩の一言が『待ってたぞ❢』だったそうです。
爾来、その先輩のあとを追って研究にまい進された佐野さん……

一言を掛けてくださったのが写真の枠で囲んだ小長谷久雄さんだったと……。
そこから佐野さんの研究生活が始まった訳ですね。佐野さんの講座全編は”小長谷さん愛”溢れるものでした。また、この日は小長谷さんの奥様と娘さんも受講して下さいました。

さらには、秋の第1回講座の講師を務めて下さった、佐野陽子さんの姿もありました。
だいたい自身の担当講座が終わればそれまでなのですが(私はですが……)、佐野さんはご自身の担当講座が終わっても、残り2回受講してくださいました。
佐野陽子さんの真摯な姿には、激動の時代と場所をまさに真摯に向き合い生きてこられた。
人に左右されず、安直に迎合忖度する生き方をしてこなかった気迫というものを感じました。
きっと本日の講師佐野さんも、小長谷さんにそんな思いを抱かれ、後を追って来られたのかな?などとお二方を見て感じました。

さて、前置きが長くなりましたが、ここからは佐野貢講座となります。この日もたくさんの受講者が参加下さいました。



本題のZ研究とは……
とにもかくにも強力な電波をマグネトロン(マイクロ波を発生させる真空管の一種で、磁電管の事)で作って、その電波を飛行機(主にB29爆撃機)に照射し操縦不能にして墜落させようという兵器だとか。
この研究の中心的人物がこの人です。伊藤庸二氏だったと……
しかし、結果的には

テレビの生みの親である高柳健次郎氏
雷ほどの巨大なエネルギーが(推定1億ボルト=家庭の100万倍)必要と解説している……。

また、Z研究には物理・化学の分野だけでなく天文学者も参加していた…それは何故か?
それは、天体観測に用いられる電波望遠鏡の技術的応用が必要だった?

少々、佐野講座をまとめるには、今回だけでは無理(紙数の問題ではなく、私個人のまとめる力の不足)なので、いったんお休みして次回をお待ち下さい。
きっと、次回ブログ見られる方々から『待ってたぞ❢』の声が聞こえるはずと確信して…………。
  


Posted by 4代目 マナビィしまだ  at 11:38Comments(0)

2023年10月04日

遠目には黒



色がいいですねぇ~
暗青色とか濃紺の一種ですが、ヨーロッパではミッドナイトブルーなどと云われる色目ですよね。
黒に次ぐ色、ドレスコードでも最上位に位置される色……。それをこんなラフな装いに使うって素敵ですね。
これを上手につかったら(アクセサリーなどなど+して)フォーマルな装いとして十分カッコいい❢ と、思いませんか。襟は着物様ですし
まっ!ちょっと無理かもしれませんが……でもちょっとした会合には十分対応可だと思います。デザインもすっきり、キリっと見えて製作された方のセンスが伺える作品ですよね。

遠目に、絣模様も小さいのが良いですよね。この模様の大きさがフォーマル感を高めているんだと思います。
ネクタイのドット柄も小さいほどフォーマルだと言われますから、それに例えるなら正にグットな大きさだと思うのですがいかがでしょう。
裾のスリットも脱ぎ着しやすいデザインで、こんな装いをしてこの秋を歩いてみたいと思いませんか?
ぜひ楽習センター2階のフリースペースで実物をご覧ください。お待ちしています。
何時も着物リメイク講座の皆様ありがとうございます。
  


Posted by 4代目 マナビィしまだ  at 15:56Comments(0)