2022年09月23日

秋の装い

リンドウにオミナエシと装いはすっかり秋ですが……
リンドウと言えば、こちら☟
キキョウと混同されますがこうして並べて見るとまったく違う花ですよね。
キキョウは秋の七草そしてオミナエシも……
秋の装い感たっぷりのアレンジメントを山本先生ありがとうございました。


おまけは……ファレノプシス
こちらは我が家で開花中  


Posted by 4代目 マナビィしまだ  at 12:08Comments(0)

2022年09月21日

どうする❢❓

去る9月17日(土)に、民俗学者であり島田大祭りの泰斗である吉川裕子先生を迎え、三年に一度の大祭りについて、どうしたらより身近な祭りとして認知され、参加してもらえるかを可視化して教授してもらう講座が開催された。

まずは恒例、遺産学会代表の新間雅巳さんから挨拶と講師紹介

参集下さった受講者の方々


いよいよ吉川先生による講座開始❢ 祭りとは?
①民俗力の祭②社会力の祭③これらを合体させた祭がある事が語られ、必ずしもどれか一つというものではないが、祭りの盛況の鍵の一つは「競技的要素」であり、これは神社と分離して地域住民が作っていく事がポイントであると……。
吉川先生は祭りの衰退要因の一つには、国の文化財指定といった権威主義への依存や客を呼ぼうが主になってしまうとか、地域社会の崩壊などいくつもの要因が重複しての事と指摘された。


こちら秋田「竿灯」におけるスポンサー検証を立ち上がって確認する先生

また、広報の仕方や内容にも触れ、指摘されたのは文面が具体的ではなく抽象的すぎどれに参加すればいいのか?参加料がかかるのかかからないのか?周辺の町に住む人にはすこぶる解りにくい点も言及された。
そして、具体的な取り組みの例をあげ、大祭りに関わっている方々に問いかけて下さった。
さらに、どうして行政が入ると衰退の一因となるのか?厳しい指摘もされた。それは、行政は平均化平等化を目指すもので、祭りという伝統はその対極にあるもの、伝統は不平等なものの調整から成り立っているからだと……この分析には「しかり」と膝を打ってしまった。
もちろんその他にも衰退の要因は多々あるだろう事は、休憩時の皆さんの談笑や意見交換にも聞き取れた。


その談笑のなかで聞かれたのは「もともと本通中心の祭で、周辺の人はその輪に入れなかった過去がある」とか「本来神仏習合で神社とお寺合体で祭が実施されていたのが、神社だけになって長い伝統文化を支え切れなくなったのでは」といった話がなされていた。
先生の投げかけられた「どうする❢」は、島田大祭りへ一方ならぬ愛情もった吉川先生の、島田市民に投げかけられた応援と激励の一言であると同時に、先生の講座はいつの間にか講座の域を超え「島田大祭り再生シンポ」の様相を呈するうちに終了となった。

少し落ち着いてきたとは言え、まだまだコロナ感染には予断を許さない中で、多くの市民の方々にお集まりいただきありがとうございました。

  


Posted by 4代目 マナビィしまだ  at 16:34Comments(0)

2022年09月15日

爽やかなイタリアンカラー

イタリアンカラーといっても色のカラーではなく衿の形がイタリアン……白地に縦の太めの青いストライプ

洋裁&着物リメイク受講生の方の作品です。
前から背中への衿部分は横縞、前から見ても背中側から見てもこのボーダーラインが効いて、このブラウスのオシャレ度が一段とUp!してますよね。
生地もチョッとシワ感があって、まだまだ残暑模様のこの時期、でも朝晩は秋風を感じさせるそれにはピッタリのシャッツジャケットでした。
洋裁&着物リメイクの皆さんありがとうございました。  


Posted by 4代目 マナビィしまだ  at 12:58Comments(0)

2022年09月13日

後期ふれあい講座支払について

去る 9月10日、後期ふれあい講座受講 抽選会がありました。
今回は申し込まれた方々全てが受講可能となりましたので
本日13日より受講料をお支払い頂けます。最終は9月26日となっております。


釣銭のないように皆様のご協力をお願いします。
               写真は「花遊び」山本先生の作品  


Posted by 4代目 マナビィしまだ  at 12:26Comments(0)

2022年09月09日

後期ふれあい講座 見やすく❢

少し大きく表示しました。多少は見やすくなりましたか?















  


Posted by 4代目 マナビィしまだ  at 12:36Comments(0)

2022年09月09日

本日❢「後期ふれあい講座」申込〆切日です。

今一度お確かめください❢ 今からfaxでもOKですよ~ぉ
講座名と講座番号、お名前、住所、お電話番号を明記の上faxで



明日は抽選日となります。
9月10日から12日までに「キャンセル待ち」との連絡なければ13日からお支払いにお越しください。  


Posted by 4代目 マナビィしまだ  at 11:34Comments(0)

2022年09月04日

9月18日は、64回を数える「髷まつり」です。

島田とくれば島田髷“文金高島””など、江戸時代から現代に至るまで日本女性を彩ってきた髪型の王道!
その髷まつりが来る9月18日に実施されますが、島田近代遺産学会はこの機会をとらえて髷への関心を深めてもらうべく講座を開講しました。講師は、島田髷まつり保存会長である鈴木房雄先生
を迎えて開講しました。
島田髷まつりパンフレットを見てこんな表記がありました。
高島田を結った綺麗な方ではなくて、右上の「Since 1933」という表記、昭和で言えば8年から始まったお祭りだったのです。この8年は日本が「国際連盟」脱退したり、ナチスドイツが選挙で政権を握った激動の時代でした。そんな時代だからこそ伝統文化を大事にしようという機運が盛り上がっての事だったのでしょうか。

一番上(最初の写真)の写真、鈴木講師の後ろの髷は勝山髷という髪型だそうです。そしてこの勝山髷の後ろの輪の部分を“元結”という紙ひもでしばるしめるが転じて「しまだ」になったとか。
また、日本髪とは


これら吹輪(ふきわ)桃割(ももわれ)先笄(さっこ・さっこう)とい髪型だけでなく、この髪型についた飾りを含めて「日本髪」というそうです。
さらに「先笄」という髪型は、祇園の舞妓さんが舞妓さんを卒業して次の芸妓さん(テレビなどでは“おねえさん”と呼ばれたり)になるまでの僅か一カ月だけする髪型だとか。
昔読んだ本の中に、武士の拵え(刀の造り)で国が判ったとか。そして女性も髪型で年齢や既婚か未婚かが判ったなどの記述がありましたっけ。ですから、鈴木講師のような髪型のプロならば、髪型だけでその女性から多くの情報を得てしまえるという事なんですね。

鈴木講師の話では、今年の髷まつりの髪形も決して一つではなく、美容院によって結い上げる髪型が違ったりするそうなので、是非みなさん髷道中の後ろ姿から、どんな髷なのか当ててみませんか?
この写真では見にくいですから、島田の町のあちこち(もちろん楽習センターにも)あるパンフレットを手に取って祭に参加下さい。
島田髷まつり保存会長:鈴木房雄先生、本日は大変お忙しい中、講師を務めて下さりありがとうございました。
では次回9月17日の第2回遺産学会講座どうする❢これからの島田大祭をご期待下さい。本日は皆様ありがとうございました。  


Posted by 4代目 マナビィしまだ  at 15:11Comments(0)