2024年01月31日
島田近代遺産学会 あれこれ講座1月27日の報告
遺産学会の講座は、ここ「しまだ楽習センター」においては最終回となりました。
最終回にふさわしい講座が行われましたので報告致します。
講師は山崎眞氏です。
チラシにもありますように、父上が荘三郎氏☟で海軍島田実験所において、マグネトロン(磁電管)研究に従事され(山崎研究室を主宰)ました。
今回の講座は「山崎荘三郎の戦中・戦後」としてご子息である眞氏に強力電波兵器開発「Z研究」についてと、氏は元自衛官(艦隊司令官の要職にあった方)でしたので、現代の防衛最前線についても語って頂く講座でした。
この日もたくさんの受講者に集ってくださり、いかに海軍島田実験所およびZ研究に関心を持たれている方の多さがわかります。
プロジェクターを使って説明する山崎氏☝です。後ろは、遺産学会会員で、電波の研究者でもある餘家(よけ)さんで、講師紹介などをして頂きました。左はしが餘家さん ☟
少し見にくいですが、山崎研究所の右側に「渡瀬研究所」とありますが、この渡瀬博士のお孫さんも会員として出席してくれ、質疑に立って下さいました。 ☟その他たくさんの方から質問や感想や意見が活発に出されました。こんな若い方から☝の質疑もありました。
時間のない中でも丁寧に質疑に答えられる山崎氏
この会の終盤は、氏の自衛官時代の思い出を語って下さいました。その中で、現在の微妙なロシアとの関係も、決して悪いものではなく、本来は友好を前提に両国の関係が築かれるものだとの発言は、市井の評論家が感想を述べるのとは違い、国の最前線で双方向き合ってこられた方の発言として非常に重さを感ずるとともに、ちょっと希望も湧いてきて貴重なお話でした。左上は、ロシア太平洋艦隊司令官サハレンコ氏と山崎氏、右下は、新司令官フェドロフ氏と山崎氏と奥様……面白いのはこのロシア司令官夫妻を案内したのが「ディズニーランド」だった事!日露米三国連携???
最後に貴重な一枚! 潜水艦伊33に取り付けられた電探22号
写真一番前のマルイ筒状の物
今回で島田近代遺産学会あれこれ講座は、シーズン14を数えました。ここしまだ楽習センターでは最終回となりましたが、今後は舞台をプラザおおるりに移してシーズンを重ねていけたらと思っていますので、皆様なにか新しい題材がありましたら遺産学会まで一報ください。では、ありがとうございました。
最終回にふさわしい講座が行われましたので報告致します。
講師は山崎眞氏です。
チラシにもありますように、父上が荘三郎氏☟で海軍島田実験所において、マグネトロン(磁電管)研究に従事され(山崎研究室を主宰)ました。
今回の講座は「山崎荘三郎の戦中・戦後」としてご子息である眞氏に強力電波兵器開発「Z研究」についてと、氏は元自衛官(艦隊司令官の要職にあった方)でしたので、現代の防衛最前線についても語って頂く講座でした。
この日もたくさんの受講者に集ってくださり、いかに海軍島田実験所およびZ研究に関心を持たれている方の多さがわかります。
プロジェクターを使って説明する山崎氏☝です。後ろは、遺産学会会員で、電波の研究者でもある餘家(よけ)さんで、講師紹介などをして頂きました。左はしが餘家さん ☟
少し見にくいですが、山崎研究所の右側に「渡瀬研究所」とありますが、この渡瀬博士のお孫さんも会員として出席してくれ、質疑に立って下さいました。 ☟その他たくさんの方から質問や感想や意見が活発に出されました。こんな若い方から☝の質疑もありました。
時間のない中でも丁寧に質疑に答えられる山崎氏
この会の終盤は、氏の自衛官時代の思い出を語って下さいました。その中で、現在の微妙なロシアとの関係も、決して悪いものではなく、本来は友好を前提に両国の関係が築かれるものだとの発言は、市井の評論家が感想を述べるのとは違い、国の最前線で双方向き合ってこられた方の発言として非常に重さを感ずるとともに、ちょっと希望も湧いてきて貴重なお話でした。左上は、ロシア太平洋艦隊司令官サハレンコ氏と山崎氏、右下は、新司令官フェドロフ氏と山崎氏と奥様……面白いのはこのロシア司令官夫妻を案内したのが「ディズニーランド」だった事!日露米三国連携???
最後に貴重な一枚! 潜水艦伊33に取り付けられた電探22号
写真一番前のマルイ筒状の物
今回で島田近代遺産学会あれこれ講座は、シーズン14を数えました。ここしまだ楽習センターでは最終回となりましたが、今後は舞台をプラザおおるりに移してシーズンを重ねていけたらと思っていますので、皆様なにか新しい題材がありましたら遺産学会まで一報ください。では、ありがとうございました。
Posted by 4代目 マナビィしまだ
at 17:49
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